2013年 04月 08日
同じ著者の本2冊を読了。 1冊目はコレ もう1冊は アマゾンで別の本を検索してて、類書として『論点』の方が引っ掛かり、レビューが良いので読んでみた。 なるほど、2冊とも噛んで含めるように書いてあり、分かり易い。 著者の優しさが感じられる。 書いてある内容は当たり前の事が多い(そもそも仮説も論点も使わずに『思考』して生きている人間がこの地球上にどれだけ居るのだろうか??)が、それを誰が読んでも分かるようにきちんとまとめてあるのは、さすがベテランコンサルタント。 以前仕事で使ったコンサル(某M社とか、元M社代表のあのオヂサンのとことか、BCG出身の某再生請負人とか)は、どちらも才に走るきらいがあって人間的魅力にやや乏しかったが、この方はお話するとどうなんだろう?? インタビュー先(お客である我々の更にお客様)を怒らせそうな言葉遣いを連発してヒヤヒヤさせてくれた↑某再生請負人さんに比べると顔付きもマイルドだし実務経験もあるようだが・・・ 著者のブログを見つけたので、今度覗いてみよう。。。 どちらも良書です。人生において必要な(というか必須)基本的な考え方がうまく整理されていて。 『仮説』の方のアマゾンレビューに、くどいとか中身の割に量を膨らまし過ぎとか書いてあるのがあるが、まあコレは若いヒト向けですから。 せいぜい20代後半、入社5-6年目までの方向けかな〜。遅くとも30代前半までに読まないと。 30代中盤以降にもなって、これらの本の内容に感心しているようでは最早手遅れかも?w 僕も子供が高校生ぐらいになったら是非読ませようと思います。 こちらはおまけ ちょっと僕の『フレーム』のカタチがぐにゃ〜っと変わるぐらいの衝撃でした。 『牛乳』でちょっとググれば、検索上位に出てくるこの説に、なぜこの歳まで気が付かなかったのか。。。 カルシウム摂取には、従来言われて来たより案外向いてないんだというのは知っていたが。。。 『牛乳はからだに良い』というフレームが相当強力だったんだな〜〜 内容は衝撃的なのですが、書き方は真摯であり、著者自身が何度も再発を経験された元乳がん患者(医薬系ではないが学者)ということもあり、同じような境遇の方に対する優しさに満ち溢れています。 とにかくヒトを脅かして、何か(健康食品だとか自分のセミナーだとか)を売りつけようという類の『商売』系の本とはひと味違う。 女性はもちろん、男性も(前立腺がんも同じ原因とされています)一読をお勧めします。 もちろんコレも、著者とその周辺の乳がん患者さんたちの経験に基づく、ひとつの『仮説』ではありますが、大変勉強になりました。 ちょっと今後の生き方が変わったかも。全部絶ちは無理でしょうが。 それにしても日本人(アジア人)に生まれて良かった。乳製品がなくても、それなりに美味しい生活が送れるもんな〜。。。
by dachiro
| 2013-04-08 08:22
| 読書
|
Comments(6)
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James_Simons at 2013-04-08 08:38
はじめまして。いつも楽しく拝見しています。
ついに読まれましたね、+1の方。 妙に親近感を覚えてコメントさせて頂きました(笑)
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dachiro at 2013-04-08 08:45
James_Simons さん、おはようございます。はじめまして。
そうなんです。読んじゃいました。 読まなきゃシアワセだったかもしれません。 冷蔵庫に超大量備蓄してある『高千穂発酵バター』をどうしようかと(爆) めっちゃ美味しいんですけどネ〜
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at 2013-04-08 11:21
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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dachiro at 2013-04-08 13:15
鍵コメさん、こんにちは。
僕も乳製品大好きだし、良心的でお気に入りの生産者さんもいらっしゃるので、なかなか話題にしにくいのですが。。。 摂取しなけりゃ100%O.K.でもなし、摂取したから100%アウトでもなし、タバコやアルコールも同じかもしれませんね〜。 何事も過ぎたるは及ばざるが如しで。 僕は基本的に人間の体ってそんなにヤワじゃないだろうという楽観派ではあるのですが。。。 ただ、↑の著者やその周辺の限られた事例ではありますが、発症後でも『絶った人』は大丈夫だったようで(この『大丈夫』というのも解釈は色々だと思いますが。cf. (乳)がんについての近藤医師説)、この本がいつか誰かの役に立つかもしれないと思って敢えて話題にしてみました。
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i-colors at 2013-04-10 10:16
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dachiro at 2013-04-10 15:52
i-colorsさん、こんにちは。お帰りなさいませ。
この2冊の内容が身に付いている就活生が居たら、かえって生意気だと言って落とされるかもしれませんが(笑) 就活大変なんでしょうが、良き出会いがありますようお祈り申し上げます。 |
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